「2023ヒット予測」俳優部門トップ10 高橋文哉に目黒蓮・鈴鹿央士が続く、高杉真宙のさらなる飛躍予想【モデルプレス独自調査】

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毎年恒例、女性向けエンタメ&ライフスタイルニュースサイト「モデルプレス」による「モデルプレスヒット予測」。8年目を迎える今回も、総フォロワー数が約340万人を誇る自社SNSをベースに読者アンケートを実施。そこにモデルプレス編集部の目利きによる審査などを加え、2023年に各メディアを席巻するであろう俳優を10人、ランキング形式で選出した。

◆【2023年ヒット予測/俳優部門】選考基準

【1】読者アンケート「あなたが来年ブレイクすると思う女優は?」の結果
調査期間:2022年10月24日~11月15日
回答数:43,964(男女比2:8)
年代内訳:10代12.4%、20代34.0%、30代25.1%、40代16.2%、50代8.9%、60代以上3.4%

【2】モデルプレス編集部30人の目利きによる審査

【3】2022年のモデルプレス内での記事露出回数

単なる人気投票ではなく、読者から寄せられた説得力ある声を参考に、モデルプレス編集部30人の目利きによる審査、さらに2022年のモデルプレス内での記事露出回数を加味した。

なお【ブレイク】については(1)すでに近年で目覚ましい活躍を見せているが、さらにメディア露出が増加し国民的な知名度が上昇しそうな人物 。「2023年の顔」になりそうな人。(2)これまでにないジャンル、表現を打ち出し、鮮烈なトレンドを牽引しそうな新星(=ネクストブレイク)。(3)これまで積み重ねてきたキャリアがありながら、また新しい形で光を浴びそうな人物(=再ブレイク) (1)~(3)のいずれかを基準とし、年齢は問わない。

◆【2023年ヒット予測/俳優部門】トップ10

※2023年の待機作は2022年12月末時点で情報解禁済のものを記載

◆1位は高橋文哉 悲劇の弟からツンデレセンターまで 演技もビジュアルも無双するZ世代俳優

今ネクストブレイク俳優として満場一致で名前が上がるのが、令和初の仮面ライダーに抜擢されるなど、着実に俳優としてのキャリアを積み重ねてきた高橋文哉(21)。2022年4月期まで7クール連続でドラマに出演、1クール置いてTBS系ドラマ「君の花になる」に出演した。

同世代俳優の中でも特出しているのは、キラキラした王道のかっこよさと柔らかい雰囲気を兼ね備えた唯一無二のビジュアルだけでなく、演技力の高さでも評価されている点だ。2021年の同局系ドラマ「最愛」では記憶障害がある主人公の弟というキーパーソンを任され、演技派揃いのキャストの中でも存在感を放った。

儚げな子犬のような表情、そして繊細な表現力を駆使した弟や年下部下で好演が続くなど、これまで可愛いキャラクターのイメージが強かったが、「君の花になる」では不器用な性格の劇中ボーイズグループ8LOOMのセンターという新境地を開拓し、ツンデレな胸キュンシーンを連発。さらに初挑戦の歌やダンスにもがきながらも成長していく姿は、作品と現実がリンク。誰もが応援したくなる主人公のようなストーリーをリアルに歩み、これまでリーチしてなかった幅広いアイドルファンからも支持を得るように。

2023年もフジテレビ系ドラマ「女神の教室~リーガル青春白書~」の出演を控えており、今作で月9初出演を果たす高橋。さらにブレイクを遂げる1年になることを予想する。

◆「今恵比寿」新語も生まれる 目黒蓮旋風止まらず

続く2位は、複数作品が同時に放送・公開され、まさに“話題の人”であるSnow Man目黒蓮(25)。社会現象となるほどのヒットとなったフジテレビ系ドラマ「silent」で、18歳のときに難聴を患った難役を務め、声を発さずとも手話や表情で切なさや愛情が伝わる演技で毎話視聴者の涙を誘った。

さらに「silent」放送中盤から現在放送中のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」に登場。真逆のクールな役柄で驚かせ、公開中の映画「月の満ち欠け」では許されざる恋に落ちる大学生と、短期間で振り幅を発揮。その魅力によって沼落ちしそうになっている人を彼の名前と山手線をかけて「今恵比寿」と表現する新語も生まれるほど一躍ブレイクを果たした。

目黒といえば2021年放送のテレビ朝日系ドラマ「消えた初恋」も代表作だが、時代を問わない硬派な顔立ちと抜群のスタイル、そこから放たれる柔らかい笑顔の破壊力など、誰もが儚い“初恋”を連想してしまうような存在感が武器。映画「わたしの幸せな結婚」(2023年3月17日公開)で演じる心を閉ざしたエリート軍人役では銀色の長髪という浮世離れした髪型もハマっており、今後もジャンルを問わず引っ張りだこになるだろう。

◆「六本木クラス」「silent」話題作で爪痕残す鈴鹿央士

3位も同じく「silent」で爪痕を残した鈴鹿央士(22)を選出。ヒロインと親友のために身を引く“主成分優しさ”の恋人役はハマり役となり、視聴者に鮮烈な印象を残した。

2021年のTBS系ドラマ「ドラゴン桜」では学年トップの成績ながら他人を見下す高校生、2022年夏クールのテレビ朝日系ドラマ「六本木クラス」では主人公を途中で裏切る役どころと、悪役もこなす実力派で、若くして役のイメージに固定されないカメレオン俳優として認知されている。

一方で5月に開設したTikTokでは天然で愛らしい素顔を見せており、人気を後押し。2023年3月配信のNetflixシリーズ「君に届け」では、“爽やか”を具現化したような人気キャラクター・風早くん役に抜擢され、どのように彼らしく新たに息を吹き込むか期待したい。

◆高杉真宙のさらなるブレイク予想 存在感を増す板垣李光人・萩原利久

4位の高杉真宙(26)は、中学生のときから俳優業を始め長いキャリアを持つが、2021年に個人事務所を設立して以降活躍の幅を広げ、特に2022年は日本テレビ系バラエティー番組「ぐるぐるナインティナイン」での「ゴチになります!23」レギュラーでお茶の間に名前が広がった。また、下半期はNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で「なにわの天才」と呼ばれた人力飛行機設計担当の大学生をメガネ姿で硬派に、月9ドラマ「PICU 小児集中治療室」では誰にも言えない悩みを抱えている救命医を熱演。すでに実力派として名が知られているが、実直な演技に対する姿勢でさらなるブレイクを予想する。

5位は板垣李光人(20)。2022年はテレビ東京ドラマ「シジュウカラ」で山口紗弥加と18歳差の恋に落ちる美青年を演じて色気を開花させ、「silent」ではヒロインの弟役として注目を集めた。メイクやファッションのセンスでも個性を光らせ、ハイブランドのイベントにも引っ張りだこ。朝の情報番組のほか、12月の金曜パートナーとして出演した日本テレビ系報道番組「news zero」では様々な社会問題への意見を発するなど、Z世代を代表するアイコンになりつつある。

近年、テレビ東京系ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」での赤楚衛二&町田啓太のようにBL作品がブレイクの起爆剤の1つとして定着しているのはもはや説明不要だが、6位の萩原利久(23)は2021年、MBSドラマ「美しい彼」で世界中に熱狂的なファンを増やした。同作は2022年2月からNetflix配信が始まり、多くの賞で評価されるなど、2022年も年間を通して話題を振りまいたが、2023年の映画公開時はさらに脚光を浴びることは間違いない。萩原自身も4月から3クール連続でドラマに出演、映画が3本公開と出演作が絶えず。独特の雰囲気や見るものを引き込む目の演技で彼にしかできない役を増やし続けるだろう。

◆宮世琉弥・坂東龍汰・八木勇征・西垣匠…人気の鍵に素顔

高橋とともに「君の花になる」で8LOOMメンバーを演じた宮世琉弥(18)が7位となり、10代から唯一のランクイン。2020年のTBS系ドラマ「恋する母たち」では仲里依紗の息子役、2021年のテレビ東京ドラマ「珈琲いかがでしょう」では暴力団組長の三代目と、印象的な役を演じてきた宮世。2022年はTBS系ドラマ「村井の恋」で1人2役に挑戦し、「君の花になる」で8LOOMの末っ子として可愛らしく作品を盛り上げた一方で、同時期に放送されたMBS・TBS系ドラマ「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」では闇金メンバーに扮していた。明るく人懐っこいキャラクターと、東日本大震災の被災者として「宮城から世界へ羽ばたけるように」という想いで活動しているという芯のある一面を併せ持ち、ファンを離さない。

近年の俳優界隈は、アイドル的な人気を誇りメインストリームを走るいわゆる“王道派”と、コアな作品で実力が評価されるいわゆる“演技派”といった二極化では語れず、境界が薄まっていると感じる。8位に選出した坂東龍汰(25)はその象徴的な存在で、2017年の俳優デビュー以降演技派として知る人ぞ知る存在だったが、2021年1月から2022年9月まで7クール連続地上波ドラマに出演し徐々にメインストリームに浮上。2022年は、日本テレビ系ドラマ「真犯人フラグ真相編」、テレビ朝日系ドラマ「未来への10カウント」、TBS系ドラマ「ユニコーンに乗って」とそれぞれ異なるキャラクターで印象を残した。正統派イケメンから陰のある個性的な脇役まで多才に演じ分けるが、みじんも気取ったところがない気さくな人柄も同世代から人気を集める理由の1つ。遅刻魔のフルート首席を演じる日本テレビ系新水曜ドラマ「リバーサルオーケストラ」も楽しみだ。

上述した「美しい彼」で萩原とともに熱狂的ファンを獲得したのが9位の八木勇征(25)。LDH所属のFANTASTICS from EXILE TRIBEでボーカルを務める八木は、同作で個人でのドラマ初出演にして初主演となったが、経験の少なさを感じさせない演技と“美しい彼”を体現したビジュアルのハマりっぷりで俳優としての才能を開花。「ソウルドラマアワード2022」でアジアスター賞を受賞する快挙を成し遂げた。ヘアスタイルによって印象が大きく変わる整った顔立ちや、「ミスター・ベストボディ・スーパーモデル2016」準グランプリ獲得の経歴もある肉体美など、魅力が底知れないポテンシャルの持ち主で、2023年は「美しい彼」の劇場版のほか、映画「イチケイのカラス」(1月13日公開)、日本テレビ系ドラマ「沼る。港区女子高生」を控える。

10位の西垣匠(23)も、BL作品で大きく名を広めた。テレビ東京ドラマ「みなと商事コインランドリー」で草川拓弥演じるアラサー男子に恋をするイケメン男子高校生を好演。2021年にTBS系日曜劇場「ドラゴン桜」で演じた坊主頭に眉毛を全剃りしたヤンキー役とのギャップで驚かせ、さらに慶應義塾大学出身、「ミスター慶應コンテスト2019」グランプリ、特技のフェンシングは全国ベスト5・日本代表経験もあり、というハイスペックぶりで瞬く間にバズった。

(modelpress編集部)

※詳細は記事にて

https://mdpr.jp/news/detail/3508234