「2022ヒット予測」俳優部門トップ10 赤楚衛二・眞栄田郷敦がさらに飛躍、高橋文哉らネクストブレイク勢もずらり【モデルプレス独自調査】
毎年恒例、女性向けエンタメ＆ライフスタイルニュースサイト「モデルプレス」による「モデルプレスヒット予測」。7年目を迎える今回も、事前に自社SNSをベースに読者アンケートを実施。そこにモデルプレス編集部の目利きによる審査を加えて、独自にポイント化した。ここでは【俳優部門】のトップ10を発表。いま最も勢いがあり、2022年に各メディアを席巻するであろう10人が出揃っている。
◆【2022年ヒット予測／俳優部門】選考基準
【1】読者アンケート「あなたが来年ブレイクすると思う俳優は？」の結果
（調査期間：2021年11月1日～16日）
＋
【2】モデルプレス編集部30人の目利きによる審査
＋
【3】2021年のモデルプレス内での記事露出回数
単なる人気投票ではなく、読者から寄せられた説得力ある声を参考に、モデルプレス編集部30人の目利きによる審査、さらに2021年のモデルプレス内での記事露出回数を加味し、独自にポイント化した。
なお【ブレイク】については
（1）既に近年で目覚ましい活躍を見せているが、さらにメディア露出が増加し国民的な知名度が上昇しそうな人物
（2）これまでにないジャンル、表現を打ち出し、鮮烈なトレンドを牽引しそうな新星（＝ネクストブレイク）
（3）これまで積み重ねてきたキャリアがありながら、また新しい形で光を浴びそうな人物（＝再ブレイク）
（1）～（3）のいずれかを基準とし、年齢は問わない。
◆1位は赤楚衛二 「チェリまほ」から”バズり続ける男”、アジア全土で受けるワンコ感
1位は、2020年末に主演を務めたテレビ東京系ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」（通称「チェリまほ」）が国境を越えて愛され、一躍ブレイクした赤楚衛二（27）。
出ずっぱりの1年だった2021年、7月期カンテレ・フジテレビ系ドラマ「彼女はキレイだった」では、「チェリまほ」で演じた冴えないサラリーマンとは正反対の陽気なキャラクターを演じ、ヒロインに報われない恋愛をする”当て馬”ポジションとして視聴者からエールが集中。10月期フジテレビ系「SUPER RICH」では貧乏学生が女社長の主人公と出会い公私ともにパートナーに成長するまでの数年間を演じ、無垢な学生が社会の荒波に揉まれてもがく葛藤も表現した。
くりくりとした瞳と爽やかな笑顔、母性本能をくすぐられる”ワンコ感”は言語の壁を超え、アジア全土で女性の心を鷲掴み。主演作でなくとも放送中は赤楚の役名がいつもTwitterのトレンド上位に入るなど、常に話題の中心におり、SNSや番宣で伝わってくるちょっと天然で好青年な人柄も親近感を高めている。
その一方で、映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」では特殊メイクを施した天邪鬼役で新境地を開拓するなど、どんな役柄にも染まるカメレオン俳優としても評価が高く、2022年も作品の種類問わず、引っ張りだこになるだろう。
◆2位は眞栄田郷敦 「東リべ」「プロミス・シンデレラ」で一躍ブレイク
続く2位は、2018年に彗星のごとくデビューした眞栄田郷敦（21）。2021年はフジテレビ系新春スペシャルドラマ「教場Ⅱ」にて強烈インパクトの怪演を見せスタートを切ると、実写映画で興行収入No.1ヒット作となった映画「東京リベンジャーズ」が話題沸騰の最中にTBS系ドラマ「プロミス・シンデレラ」が放送され、人気がうなぎのぼりに上昇。
イケメンだが性格がすこぶる悪い男子高校生がアラサーバツイチのヒロインと出会って内面から変わっていく姿を演じあげ、”ゴーディアンズ”と呼ばれる熱いファンが急増した。
沼が広がる理由に、端正なルックスと抜群のスタイルはもちろんのこと、一つの役にとことん向き合うストイックな性格もある。「役によって顔つきがここまで変わる俳優さんは初めて見ました」「眞栄田郷敦という人物を消してしまえる役者さんだと思います」と俳優としての姿勢を評価する声が多く、兄の新田真剣佑もそうなったように、いまや彼の説明に父親の名前を出す必要はなくなった。
◆間宮祥太朗「ボス恋」から火曜10時にカムバックの「ファイトソング」に期待
3位は2021年、TBS系ドラマ「オー！マイ・ボス！恋は別冊で」で演じたヒロインに報われない恋をするツンデレ先輩役が視聴者に刺さり、自身最大の黄色い歓声を浴びた間宮祥太朗（28）。
三枚目役も器用に演じる実力は長年知られており、映画「東京リベンジャーズ」でも短い出演シーンで強い印象を残していたが、一方で2020年放送の日本テレビ系ドラマ「#リモラブ～普通の恋は邪道～」から王道イケメン路線でも存在感を放つようになったのは周知の事実。
自身でも「今までずっと自分は”そうじゃない”と思ってやってきましたけど、せっかくそういう風がちょっと吹いたなら、少し乗ってみたいなという気持ちにはなっているし、『なんかいいな』という興味を、『この役者が出ている作品を観たいな』という信頼に変えていく作業みたいなものをしたいなと思っています」と語っており（書籍「色」モデルプレスインタビューより）、「ボス恋」から1年、宣言通り、TBS火曜10時枠に堂々カムバックした。
清原果耶主演のTBS系ドラマ「ファイトソング」で、Sexy Zone菊池風磨とともに三角関係を繰り広げる一発屋の変人ミュージシャン役を演じることとなり、さらに人気を後押しするだろう。
◆高橋文哉・道枝駿佑…ネクストブレイク勢がさらに飛躍
4位は2021年多くのドラマ好きを沸かせたTBS系ドラマ「最愛」で主人公の弟役を好演し、ネクストブレイク俳優の筆頭格にいる高橋文哉（20）。「男子高生ミスターコン2017」出身、2019年にテレビ朝日系特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの令和1作目「仮面ライダーゼロワン」の主演に抜てきされて以降、話題作に引っ張りだこ。2021年は「最愛」含め4つのドラマにレギュラー出演する売れっ子ぶり。透明感のある癒やし系のルックスとどんな作品にも馴染む自然体の演技が重宝されており、2022年も早速カンテレ・フジテレビ系「ドクターホワイト」に出演する。2019年のモデルプレスインタビューでは「令和を代表する存在になれるように頑張ります」と語っていたように内に秘めた闘志は熱く、快進撃は始まったばかりだ。
5位はデビューしたばかりのなにわ男子のエース・道枝駿佑（19）。ヒット予測アイドル部門にも選出された道枝は関西ジャニーズJr.時代からドラマや映画に引っ張りだこで、2021年はSnow Man目黒蓮とW主演を務めたテレビ朝日系ドラマ「消えた初恋」でピュアな男子高生を熱演。長身、華のあるルックス、謙虚で真面目な性格と非の打ち所がなく、2022年はさらに人気が拡大する予感。
6位の板垣李光人（19）も同世代で、ジェンダーレスを代表する若手俳優として地位を確立。2021年は吉川愛とW主演を務めた読売テレビ・日本テレビ系ドラマ「カラフラブル～ジェンダーレス男子に愛されています。～」のほか、大河ドラマ「青天を衝け」では、「プリンス・トクガワ」の名で知られる徳川昭武を務め上げ知名度を拡大。2021年はテレビ東京系ドラマ「シジュウカラ」で山口紗弥加と18歳差の恋に落ちる美青年をどう演じるか、期待がかかる。
◆宮沢氷魚・菊池風磨・笠松将・細田佳央太を選出
7位には2022年春から放送予定のNHK朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」でヒロインの幼馴染を演じる宮沢氷魚（27）を、さらなるブレイクを期待して選出。2019年に日本テレビ系ドラマ「偽装不倫」でイケメンカメラマンを演じ話題になった宮沢だが、以降も幅広い作品でキャリアを積み重ねてきた。クォーターならではの透き通った瞳は唯一無二で、英語も堪能なバイリンガルという武器も、幅広い作品で活かされるだろう。
ドッキリ番組などでの体を張った活躍が話題となり、2021年は見ない日がないほどだったSexy Zoneの菊池風磨（26）が8位に。「ファイトソング」では、見た目はチャラいが一途にヒロインを想い続けている幼馴染役でどれだけ視聴者を胸キュンさせてくれるか。昨今のラブストーリーには欠かせない視聴者からのエールを一身に集める二番手男子ポジションで、SNS上で盛り上がることは間違いない。
9位の笠松将（かさまつ・しょう／29）、2021年はドラマ7本、映画3本と若手バイプレイヤーとして目覚ましい活躍を見せ、年末には連日放送されたNHK大河ドラマ「青天を衝け」と「岸辺露伴は動かない」で話題をさらった。存在感を放つ硬派な顔立ちと色気溢れる肉体美で独自路線を突き進んでいるが、メインストリームへ浮上する可能性も大いにアリ。2022年は日本テレビ系ドラマ「ムチャブリ！わたしが社長になるなんて」も控える。
10位は、TBS系ドラマ「ドラゴン桜」と日本テレビ系「恋です！～ヤンキー君と白杖ガール～」に立て続けに出演し、圧倒的な演技力を視聴者の記憶に刻み込んだ細田佳央太（ほそだ・かなた／20）。「ドラゴン桜」では体重を10キロ増やし、髪型を丸刈りにして発達障害を抱える生徒役を熱演。「恋です！」では盲学校の全盲の生徒を自然体に演じ、作品に説得力を持たせた。2022年、ドラマ初主演となるテレビ朝日系「もしも、イケメンだけの高校があったら」では若手俳優を牽引し、平凡な男子高生を演じる。
※詳細は下記にて
https://mdpr.jp/news/detail/2922334